浜松市とブラジルパラリンピック委員会(CPB)は、二〇二〇年の東京パラリンピックで、事前キャンプ地を浜松市とする覚書を結んだ。鈴木康友市長が二日(現地時間一日)にサンパウロを訪れ、ミザエル・コンラド・デ・オリベイラCPB会長とともに署名した。
 覚書により、CPBがキャンプに浜松市の施設を使用することを認めた。競技や使用施設など詳細は、新たに協定書を交わしていく。
 市によると、コーチや役員を含めたパラリンピック選手団は約三百人。CPBは障害のある選手の移動の手間などを考慮し、競技ごとで合宿地を分けず、一カ所に多くの選手を集めたい意向という。
 CPBは今年六月、市総合水泳場トビオやホテルなど市内の施設を視察しており、事前合宿地にすることを前向きに検討してきた。
 鈴木市長は「ブラジル選手団のために浜松市で最大限の環境づくりをしていきたい」とのコメントを出した。市は同様の覚書を、オリンピック委員会とも結んでいる。

(古檜山祥伍)