名古屋市で七月二十七日から三十日にあった「ロボカップ2017名古屋世界大会」のサッカーシミュレーションリーグ3Dで、福井工業大(福井市)のチームが三位に入賞した。
 世界から九カ国十三チームが出場。自分で考えて動く自律移動型ロボットをプログラムを使って動かし、コンピューター上の仮想フィールドで前後半五分ずつ対戦。二グループに分かれて総当たり戦を繰り返し、各グループの上位二チームが準決勝に進出した。
 福井工業大のメンバーは、経営情報学科三年の岩永知裕さん(21)と二年の富田柾生さん(19)。先輩から受け継いできたプログラムを基に、ポジションを調整して広めにロボットを配置するなどの改良を加えて挑んだ。
 ドイツのチームとの準決勝で、ロボットが止まってからすぐにボールを蹴るクイックキックを延長戦の終了間際に決められ敗退したものの、三位決定戦で米国のチームに3−0で勝利した。
 岩永さんは「ドイツのチームは自分たちには無いプログラムを組んできた。優勝するにはまだまだ力が足りない」と悔しさをあらわにした。富田さんは「外国のチームとはプログラミングやパソコンの知識の差が大きくあった。追い付かないとすぐ入賞できなくなる」と課題を指摘した。
 指導担当の山西輝也教授は「今後の課題が明確化した。この敗退をばねにして強くなってくれるはず」と期待を込めた。

 (小川祥)