県は三日、県内中学校と高校の二〇一七年三月卒業者の進路実態調査結果の概要を発表した。高卒者の大学への進学者は三千七百五十八人で、前年に比べ二百八十九人(8・3%)増加。進学率は49・7%となり、一九七六年の調査開始以来、過去最高だった。県教委高校教育課は、景気動向などを背景に「高度の資格取得が可能な四年制大学への進学が増えているのでは」とみている。
 一方、短大への進学者は百八十七人(30・7%)減の四百二十二人だった。短大が四年制大学に移行していることなども要因の一つとされる。進学先は、県内が千五百五十人(36・7%)、県外が二千六百七十七人(63・3%)で、ともに前年より増えた。
 高卒者の総数は七千五百六十四人で二百十六人(2・9%)の増加。専修学校・各種学校等への入学者は三十八人(3・0%)増の千二百九十七人。入学率は前年と同じ17・1%だった。
 中学校の卒業者総数は七千八百二十一人。三年連続で八千人を割り込んだ。進学率は99・2%と、前年と変わらなかった。

 (清兼千鶴)