立命館大体育会は二日、琵琶湖に大量繁茂するオオバナミズキンバイなどの水草を一斉駆除する活動を大津市内で実施した。陸上部など約五十団体から有志千百五十人が参加し、酷暑の中、日ごろから鍛えた体力で次々と抜いていった。
 県などの協力を受け、琵琶湖岸の一帯約八百メートルを三十五の班に分けて駆除。参加者はゴム手袋をはめ、腰をかがめながら水草を根から取り除いていった。ネット状の袋に入れるとずしりと重く、「筋トレや」と苦笑いしながら運ぶ参加者もいた。
 立命館大体育会は、競技力向上はもちろん地域活動にも積極的に参加しており、昨年はJR京都駅周辺の清掃活動もしたという。体育会本部委員長で四年の池上昂志郎さん(21)は「滋賀への恩返しをテーマに、日ごろから応援してもらっている人たちに還元する思いで取り組んだ」と話した。
 三日月大造知事も激励に駆けつけ、「人海戦術は水草除去に役立つ」と感謝を示した。オオバナミズキンバイは北米・南米原産の水草で繁殖力が強く、特定外来生物に指定されている。琵琶湖で繁茂し、水中生物の成育を阻害したり、船の航行に支障が出たりしている。

 (鈴木啓紀)