◆県茶業界、会頭続投願う
 新内閣は、ベテランぞろいの布陣となった。静岡県内の国会議員では上川陽子さん=衆院静岡1区=が法相として三度目の入閣を果たした。
 実績と安定感を買われ、法相として二年ぶりに入閣した上川陽子さん。静岡市葵区の事務所には朝から祝福の電話が鳴り響いた。
 「政権を立て直すタイミングでの指名。名誉あること」と喜んだのは、地元秘書の村松潮見さん(57)。塩谷立さんの自民党選対委員長就任も祝い「地元出身の国会議員が頑張ることで、静岡を元気づけることにつながれば」と期待した。閣僚の失言が相次いだことで政権の支持率は急落しているが「(上川さんは)こつこつ真面目にやってきたことが評価された。あまり派手な方でもないので(失言などの心配は)大丈夫」と太鼓判を押した。
 憲法改正推進本部の事務局長を務めたことにも触れ「急がず丁寧に議論を進めていた。今後の改正議論でも存在感を出すと思うが、まずは内閣の信頼を取り戻すことからだ」と述べた。
 上川さんが会頭を務める静岡県茶業会議所の小沢俊幸専務理事(61)は「憲法改正が課題となる大事な時に法相に就かれ、茶業界としても誇りに思う」と活躍を期待した。一方で、国務大臣の規範にある兼職の規定を心配し「できれば会頭を続けてもらいたい。会頭にとどまれるかどうかを規範内容を確かめ、本人の意向も踏まえて対応していきたい」と話した。
(松野穂波、松本利幸)