◆「厳しい状況をプラスに」
 サッカーJ1のジュビロ磐田からポーランドリーグ二部のオドラオポーレへの完全移籍が決まった元日本代表MF松井大輔選手(36)が三日、磐田市のヤマハスタジアムで記者会見した。松井選手は「より厳しい状況に身を置くことが、自分の将来のプラスになる」と海外移籍の理由を前向きに語った。五日の広島とのホームゲーム終了後、ファンに別れのあいさつをする。
 チームメートとの練習を終えた後、会見に臨んだ松井選手は「チームから移籍を引き留められたが、自分で決めた。チームに残って磐田を最後に引退することも考えていたが、安泰な環境にいるのは自分らしくない。無限の可能性を夢見ていたい」と経緯を説明。三年半プレーした磐田について「フレンドリーなチームでプレーできて良かった」と話し、海外での活躍を誓った。
 松井選手は、鹿児島実業高から京都サンガに入団。フランスのル・マンなど欧州のチームを渡り歩いた後、二〇一四年に当時J2の磐田に加入し、J1昇格に貢献した。今シーズンは若手の台頭もあり、出場機会が減っていた。
(夏目貴史)