全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が四日、大阪市北区のフェスティバルホールであり、彦根東は一日目の第一試合(七日午前十時半)の開幕戦で、長崎県代表の波佐見との対戦が決まった。開幕カードを引き当てたのは、両校ともに初めて。公立校同士の戦いで熱戦が幕を開ける。
 抽選会では、松井拓真主将が緊張した面持ちで二十一番目にくじを引いた。対戦カードが開幕戦に決まると、観客席のチームメートに向けて笑みを浮かべた。
 松井主将は「まさかという感覚…。引いてやったぞと仲間に伝えるつもり」。高村真湖人副主将は「前日に初戦を引くと冗談で言っていた。本当にそうなるとは」と笑った。
 村中隆之監督は「衝撃的だった。初戦以外がいいと考えていた」としながら「選手にとって最も注目される最高の舞台になる。この上ない喜びを感じて野球をしてくれると期待している」と話した。
 対する波佐見の浜田倫主将は「先に点を取って逃げ切る展開に持ち込みたい」、得永健監督は「ビデオを見て対戦相手を研究する時間が早くなっただけ」と冷静に語った。

 (大橋貴史)