全国高校総体(インターハイ)は四日、フェンシング男子団体のトーナメント戦が行われた。昨年の大会で準優勝した大垣南が、準決勝で鹿児島南に4−5で敗れ、三位となった。
◆勝負強さに磨き エース冨田選手
 フェンシング男子団体の準決勝で惜敗し、三位となった大垣南。昨年の大会で準優勝を経験したエース冨田優作選手(三年)は、悔しさを糧にして最後まで実力を発揮し、チームを引っ張った。
 選手三人ずつが総当たりで戦い、先に五勝を挙げると勝ち進む団体戦。冨田選手は、準決勝で三戦三勝と健闘。いずれの白星も仲間が負けた後に挙げ、接戦に持ち込んだ。「チームに刺激を与えたかった」と振り返る。
 昨年、決勝で敗れた悔しさが、自らを強くした。互いにあと一点取ったら優勝という場面で、思い通りにプレーできずに栄冠を逃した点を「緊張していた」と反省。それ以降、普段の練習から「あと一点で勝負が決まる」という状況を想定しながら剣を突き、勝負強さを鍛えた。
 今回の準決勝で、チームは敗れたものの、個人としては「自信をもって臨めた」と胸を張る。次の目標は、秋のえひめ国体で優勝すること。「インターハイの悔しさは、国体で返す」と強い闘志を見せた。

 (田井勇輝)