日本ロマンチスト協会
 日本ロマンチスト協会(本部・長崎県雲仙市)は、明治時代に建てられた珠洲市狼煙町の「禄剛埼(ろっこうざき)灯台」を「恋する灯台」に、市を「恋する灯台のまち」に認定した。波房克典会長が四日、市役所を訪れ、泉谷満寿裕市長に認定証を手渡した。(近江士郎)
 禄剛埼灯台は、一八八三(明治十六)年七月に設置され、以来、能登の海を照らし続けている。一九六三(昭和三十八)年まで職員が常駐していたが、機器の自動化により現在は無人。二〇〇九年には経済産業省の「近代化産業遺産」に認定された。
 協会は「能登半島の最北端に位置し、遮る物のない日本海の景色は澄んだ美しさを見せる。海から昇る朝日と海に沈む夕日が見られ、永遠の恋を願うにふさわしい」として恋する灯台に選んだ。
 波房会長が、認定理由を説明し、泉谷市長に認定証を手渡した。泉谷市長は「光栄に思う。多くの方に来ていただきにぎわいが生まれるよう、情報発信にも協力願いたい」と述べた。
 今月二十日には、すず市民交流センターで、ロマンチックな場所やアクションを発掘するワークショップを開催する。
 協会は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台をロマンスの聖地として再評価する「恋する灯台プロジェクト」を実施。昨年は二十一、今年は十の灯台を認定した。