第九十九回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が四日、大阪市であり、県代表の中京大中京の初戦は広島県代表の広陵と、大会四日目の十日第一試合(午前八時開始)で対戦することが決まった。
 広陵は三年ぶり二十二回目の出場で、いずれも高校日本代表の一次候補に選ばれているエースの左腕投手と捕手がチームを引っ張る。
 中京大中京の高橋源一郎監督は「広陵の甲子園練習を見たが、守備がしっかりしていて投球も力強い。なかなか得点は許してくれないだろうが、粘り強いプレーをしたい」と気を引き締めた。
 現チームとの対戦経験は練習試合も含めてなく、伊藤康祐主将(三年)は「相手は注目のバッテリーだが、対戦できるのが楽しみ」と笑顔を見せた。
 広陵の中井哲之監督は中京大中京について「打つイメージがあるが、データを見ておらず今後調べたい」と話し、岩本淳太主将(三年)は「強豪校だが初戦から気合が入る」と気持ちを高ぶらせた。

 (安福晋一郎)
◆土の感触を確認 甲子園練習に汗
 中京大中京ナインは四日午前、兵庫県西宮市の甲子園球場での練習に臨んだ=写真。
 ベンチから勢いよくグラウンドに飛び出した選手たちは、土の感触や風の強さなどを確かめながら、守備や打撃練習で汗を流した。
 四番の鵜飼航丞選手(三年)は、鋭いスイングで外野席まで打球を飛ばし「思ったより球場は広くなかった」とにんまり。エースの香村篤史投手(三年)は「マウンドの傾斜や土の硬さは学校のグラウンドと似ていて投げやすかった」と話し、「観客が入ったらもっと興奮すると思う」と本番を楽しみにしていた。