東海北陸道4車線化事業
 東海北陸自動車道飛騨清見インターチェンジ(IC、岐阜県)−小矢部砺波ジャンクション(JCT、富山県)間約六十八キロの四車線化事業の富山県内二区間計十キロの着工式が五日、南砺市の桜ケ池クアガーデンであった。二〇二〇年度の完成を目指す。石井隆一知事と関係五市長は、暫定二車線のままとなるトンネル区間の四車線化を国などに求め、共同宣言をした。
 四車線化される二区間は城端サービスエリア(SA)−福光IC間四・七キロと南砺スマートIC付近−小矢部砺波JCT間五・三キロ。中日本高速道路が事業主体で、事業費は概算約百五十億円。
 式には、地元選出の国会議員らを含め約八十人が出席。石井知事は「四車線化は観光や防災など国土強靱(きょうじん)化に重要であり、懸案だった」とあいさつし、くわ入れした。
 東海北陸道は、岐阜県内の白鳥IC−飛騨清見IC間の四車線化が一八年度に完了すれば、全線の六割が四車線となる。残る飛騨清見IC−小矢部砺波JCT間は昨年六月、国が高速道路の暫定二車線区間の渋滞防止や安全確保を目的に四車線化など付加車線の設置、検証路線に選定した。富山県側三十三キロの用地買収は終わっている。 (山森保)