◆広島に2−3 守備乱れる
 サッカーJ1のジュビロ磐田は五日、磐田市のヤマハスタジアムで、サンフレッチェ広島と対戦、2−3と今季初の逆転負けを喫し連勝記録は六で止まった。今季ワーストの3失点と、守備が乱れた。
 まさかの展開だった。磐田は前半16分に今年のリーグ戦で初めてPKを獲得。これをMF中村俊輔選手が決めて先制。この後、同点に追いつかれたが、前半28分、CKからDF大井健太郎選手が頭でゲット、一時は2−1と勝ち越した。ところが、その後、2失点を食らった。開幕から「中盤の防波堤」となっていたムサエフ、川辺駿両選手のダブルボランチを出場停止で欠いたことが大きく響いた。磐田の中盤にぽっかりと穴があき、広島の司令塔・MF青山敏弘選手をフリーにさせた。
 しかし、名波浩監督は「連敗しないことが大事」と前を向いた。磐田のシュート数は、広島の12本を大きく上回る21本。試合終了間際まで、広島ゴールを脅かし続けた波状攻撃は評価される。
 試合後、広島戦を最後に、ポーランドリーグ二部への完全移籍が決まったMF松井大輔選手(元日本代表)がファンに別れのあいさつをした。同選手は試合後「きょうの一敗は、明日からの連勝になると信じたい」と声を詰まらせながら語った。
(川住貴)