長浜市余呉町下余呉の乎弥(おみ)神社で六日、伝統の太鼓踊りがあり、地元の子どもたち二十四人が二年ぶりに踊りを奉納した。
 黒い羽根の冠に子太鼓を首からぶら下げた踊り手たちは「あっそーりゃ」の掛け声とともに、円を描きながら乱舞。親太鼓や鉦(かね)、笛の音色に合わせて軽やかにばちをさばき、強い日差しの中、汗だくで披露した。
 下余呉太鼓踊りは県選択無形民俗文化財。明治期、東本願寺(京都市)の再建の際に資材を運ぶ人を慰労するために始まったとされる。担い手不足などもあり、中断と復活を繰り返してきた。
 練習は五月から週一、二回のペースで続けてきた。親太鼓を務めた鏡岡中三年の村上光さんは「拍手が大きくて気分を高められた。暑くて大変だったけど、練習の成果を出せた」と話した。

 (渡辺大地)