富山市中心部の夏を音楽や踊りなどで盛り上げる「富山まつり」は、最終日の六日も各地でコンサートやイベントがあり、炎天下にもかかわらず大勢の人でにぎわった。(酒井翔平)
 メイン会場の本丸の富山城址(じょうし)公園では、「チャンバラ合戦」があった。富山城が戦国大名・佐々成政の居城だったことをPRしようと、全国でチャンバライベントを展開しているNPO法人ゼロワン(大阪市)の協力で初めて企画した。
 子どもから大人まで約百人が参加した。腕に着けたボールを落とされると失格になるルールで、相手チームを全滅させると勝利となる。佐々成政と羽柴(豊臣)秀吉が富山城を舞台に戦った一五八五年の「富山の役」に合わせ、佐々軍と羽柴軍の二チームに分かれて対戦した。競技が始まると、スポンジ製の刀を振り回し、炎天下の中、「合戦」を繰り広げた。富山市速星小学校五年の石黒遥人君(10)は「守りながら攻める攻防が楽しかった。またやってみたい」と大粒の汗を流しながら話した。
 牛島町のオーバード・ホールでは、県警音楽隊が恒例の音楽コンサートを催した。同隊が今年、創立六十周年を記念し、皇宮警察音楽隊と愛知県警音楽隊も出演した。約百人の合同演奏では、歴代の大河ドラマメドレーや全国の民謡を披露。躍動感ある演奏で、約千七百人が詰め掛けた会場を盛り上げた。