台風5号の影響で、開幕が8日に順延となった第99回全国高校野球選手権大会。県代表として出場する松商学園(松本市)の選手らは7日、奈良県生駒市内の屋内練習場で打撃や投球練習に励んだ。
 順延を受け、同校は前日の練習を取りやめた。選手らは自室で体を休めたり、自主練習をしたりと思い思いの時間を過ごし、足立修監督は「だいぶ選手の顔つきも良くなった」と話した。
 リフレッシュして臨んだこの日の練習では、シート打撃やティー打撃でフォームを確認。エース青柳真珠投手(三年)ら投手陣もブルペンに入り、それぞれ五十球ほど投げた。
 「前日は充実した一日を過ごせた」とリラックスした表情を浮かべた青柳投手。シート打撃では自ら志願してマウンドに立ち、「打者の反応を見ながら自分の投球の感覚を確かめられた」と振り返った。
 藤井大地主将(同)は「打撃でも、みんな良い振りをしている。全員でしっかり練習ができて良い調整になった」と自信を見せた。
 当初、八日の第二試合に予定されていた土浦日大(茨城)との初戦は、九日に順延となっている。
 (水田百合子)
◆「キノコ」「みそ」でパワー出して
 全国高校野球選手権大会に県代表として出場する松商学園(松本市)を応援しようと、JA中野市(中野市)とみそ製造のハナマルキ(伊那市)が食材を提供した。選手らが宿泊するホテルで調理してもらい、初戦前日の八日夜に球児らに振る舞う。
 中野市はエノキダケの生産量が日本一などキノコ栽培が盛ん。JA中野市とハナマルキが連携を強める中で、球児らへの食材提供が企画された。
 JA中野市はエノキダケなどキノコ三種類、ハナマルキはみそと塩こうじを提供。炒めたキノコを入れたみそ汁、塩こうじで味付けした鶏もも肉とキノコのカレーマリネを球児らに食べてもらう予定。
 ハナマルキの広報担当の平田伸行さん(49)は「健康でおいしい地元の食材を食べて勝ち進んでほしい」とエールを送った。
 (中島咲樹)