第九十九回全国高校野球選手権大会の開幕を前に、県代表として出場する彦根東の村中隆之監督と、八日の第一試合で対戦する波佐見(長崎)の得永健監督が対談した。両監督は互いの印象や試合の展望などを語った。
 −相手校の印象は
 <彦根東・村中監督> 高いレベルでまとまった総合力のあるチーム。投手陣が安定していた。
 <波佐見・得永監督> 進学校ということでここぞという時の集中力がすごかった。警戒しなければいけない。
 −理想の試合展開
 <村中監督> 序盤は思い通りにはいかないと思うので、中終盤が鍵になる。僅差で終盤まで持ち越す。
 <得永監督> 先行逃げ切りが理想的。いろいろな場面は想定できるが、苦しい状況は作りたくない。
 −警戒する選手
 <村中監督> やはり投手陣。本格派の村川竜也君、隅田知一郎君が両看板で、攻略が必要になる。村川竜君は足もあり、走者として塁に出したくない。
 <得永監督> タイプの違う多彩な投手陣の攻略。打者では、原晟也君は絶対に塁に出したくない選手。
 −期待している選手
 <村中監督> 先頭の原晟、三番の高村のようにガッツのある選手が活躍するとチームに勢いが出る。
 <得永監督> 試合ごとにヒーローが出るので分からない。当日に期待したい。
 −両校とも公立校、地元への思いは
 <村中監督> 頑張ってこいよと力強く送り出された。甲子園に初めて出た四年前とは違って、勝ちにいく。
 <得永監督> 波佐見町は小さなまち。それでも、やればできるという姿をプレーで子どもたちに伝えたい。
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 台風5号の影響で、初戦が延期になった彦根東の選手は七日、京都府長岡京市の乙訓高校で守備練習などに約二時間、汗を流した。波佐見戦の試合開始は午前十時半の予定。
 (大橋貴史)