関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の運転差し止め訴訟控訴審に関連し、一審原告側の住民らが七日、今月から十月にかけて毎月二十日に名古屋高裁金沢支部前などで、内藤正之裁判長の訴訟指揮に対する抗議活動をすると発表した。
 福井市内で記者会見した原告側弁護団長の島田広弁護士は「真実の解明を拒否し、追い詰められた関電を救済しようとしている」と述べ、内藤裁判長の訴訟指揮をあらためて批判した。
 原告側によると、賛同者とともに同支部の前で訴訟指揮への反対や再考を求める声を上げ、十月には周辺をデモ行進する予定。今月二十日の活動後には近くの金沢弁護士会館で、訴訟の現状を説明する学習会を開く。次回の口頭弁論が十一月二十日に行われる可能性があるため、毎月二十日に行うことにしたという。
 控訴審の審理を巡っては、原告側が東京大地震研究所の纐纈一起(こうけつかずき)教授らの証人尋問を求めたが、内藤裁判長は七月五日の口頭弁論で却下し、近く結審する可能性を示唆。原告側は内藤裁判長ら裁判官三人の交代を求める忌避を申し立てたが、同支部の別の裁判官が同月十三日に却下。原告側は不服として最高裁に特別抗告している。