八日午後四時四十五分ごろ、浜松市中区南伊場町のJR東海浜松工場内の線路で、車庫から移動中の新幹線車両(N700系)が脱線した。営業に関係のない線路で、車両に運行の予定もなかったため、運行に影響はなく、けが人もいなかった。車両が市道の踏切上にとどまったことから、周辺で約五時間、交通規制した。
 JR東海静岡広報室によると、車両は十六両編成で、点検を受けていた。時速五キロで試験運転させていたところ、九号車から十一号車にかけて脱線した。運転士が異常を知らせる表示を運転台で確認し、社内に通報した。原因は調査中。
 車両の途中で切り離し、踏切をふさいでいた一号車〜八号車を踏切外へ移動させた。
 通行止めになった踏切は、浜松駅から西へ約二・五キロにあり、東海道新幹線内では唯一の踏切。二〇〇八年十月にも、この踏切付近で試験車両が脱線した。