鳥羽市の離島・答志島の答志港周辺に新たな飲食店「喜久屋」がオープンし、島で水揚げされた新鮮な魚介類が人気を集めている。
◆浜崎さん、旅館廃業し2月にオープン
 浜崎英生さん(45)が同じ屋号で八十年ほど続いた旅館を老朽化で廃業し、新たに店舗を建てて二月にオープンした。周辺では、旅館の一部が観光客に昼食を提供しているほか、小規模な食堂もあるが、本格的に魚介類を出す店はなかった。
 浜崎さんは仲買人でもあり、島の競りで仕入れたサワラ、マダイ、ハモなど旬の食材が店内の水槽を泳ぐ。「地魚の素材の良さを生かし、シンプルな調理で楽しんでほしい」と話す。
 昼は千五百円からのセット、夜は三千円からのコースがメイン。旅館時代の常連客や、島外の知人を招いた島民らでにぎわっている。浜崎さんは「観光地らしい飲食店がなくて寂しいという声もあり、島の振興に役立てれば」と意欲を見せる。
 昼は午前十一時〜午後二時で、浜崎さんは「休みは基本とらないが、予約がなく、いい魚が入らなければ閉めることもある」。夜は午後五〜十時で完全予約制。(問)喜久屋=0599(37)2047
 (西山和宏)