高岡市教委は九日、同市二上まなび交流館の二階宿泊棟で害虫のトコジラミ(南京虫)が発見され、駆除のため同棟の利用を約二カ月間休止すると発表した。今のところ利用者から健康被害の訴えはないという。
 トコジラミは全長五〜七ミリで、刺されるとかゆみや腫れを生じる。人の衣類や荷物に取り付いて移動する。
 最初は、七月三十日に二階宿泊室の一室で利用者が見つけた。八月六日には隣室でも発見。八日に専門業者が調査した結果、二階十室のうち九室から見つかった。
 七月三十日〜八月七日までの利用者は夏合宿に参加した小学生や高校生など延べ七百十八人。現在、二階は防火シャッターで封鎖。今後は大阪府の専門業者から高温スチーム処理車をチャーターし薫蒸作業する。
 同事業団の管理者は「認識不足の面もあった。利用者にはご迷惑を掛けてしまった」と謝罪した。 (武田寛史)