◆仙台と0−0、試合は支配
 サッカーJ1のジュビロ磐田は九日、仙台市のユアテックスタジアム仙台で、ベガルタ仙台と対戦、0−0のスコアレスドローに終わった。名波浩監督は「九十分間通して、われわれのゲームだったが、(得点を取るためには)シュートの質の向上やリスクを背負った動き出しの早さが求められる」と悔しさをにじませた。
 仙台の6本を大きく上回る15本のシュートも、ゴールには結び付かなかった。序盤から試合を支配した磐田は、決定的なシュートを連発するが、ことごとく外した。しかし、守備をベースに攻撃の形をつくる磐田の流れはできている。司令塔の中村俊輔選手は「勝ち点2を失ったが、アダイウトン、川又と僕の三人の流動的なボール回しができた」と手応えをつかんだ。
 無失点試合に貢献したDF大井健太郎選手も「前節まで二試合で5失点を喫していたので、無失点は良かった。守備の鉄則であるチャレンジアンドカバーがしっかりとできていた」と語った。後半、左アウトサイドに起用された二年目の荒木大吾選手も積極的な動きとスピードで、サイドを切り裂いた。名波監督は「仕掛けのタイミングなど、彼の良さは出ていた」と評価した。
(川住貴)