全国高校総体(インターハイ)は十日、県勢は五競技に出場。カヌー女子スプリントカヤックシングル(200メートル)で、ペトラン・ファンニ選手(福井工大福井二年)が優勝し、八日の500メートルに続いて二種目で連覇を果たした。なぎなた団体では羽水が予選リーグを一位通過し、決勝トーナメント進出を決めた。
◆好スタート 実力で圧倒
 ペトラン・ファンニ選手はカヌー女子のスプリント二種目で見事、二連覇を達成し「とにかくうれしい」と喜びをはじけさせた。
 決勝レースではスタートが決まった。母国ハンガリーはカヌーの本場。広々とした河川で練習するため、比較的長い距離を得意にしてきた。今回は200メートルという短い距離のレースだったが、好スタートで不安を一掃した。
 中間100メートルを過ぎた時点で「このままスピードが落ちなければ、勝てるだろうと確信した」とペトラン選手。レース後半には二位に一艇身以上の差をつけ、48秒046でフィニッシュ。好調なスタートを生かし、実力差を見せつけた。
 「(最高学年となる)来年のインターハイでも優勝したい」と意気込むペトラン選手。栗本宣和コーチも「体調管理に気を付けて頑張ってほしい」と教え子の成長に期待した。

 (藤共生)