JR東海は十日、二〇二七年の開業を目指すリニア中央新幹線の建設で、大鹿と豊丘の両村にまたがる伊那山地トンネルの新設工事のうち、大鹿村の青木川工区の土木工事について、飛島建設(東京)と奥村組土木興業(大阪)による共同企業体と契約を結んだと発表した。工期は十日から二六年九月三十日まで。
 伊那山地トンネルは全長約一五・三キロで、青木川工区はトンネルの中で最も東京よりの約三・六キロ。本体と非常口になる斜坑を掘削する。工事費は公表していない。JR東海は「中央構造線を有する特殊地山における工事。関係する地域との連携を密にしながら、環境影響評価(アセスメント)書を踏まえ、環境の安全に十分配慮して実施する」としている。

 (伊勢村優樹)