大河ドラマ「おんな城主 直虎」にちなんだ特別展「戦国!井伊直虎から直政へ」が十四日から、静岡市駿河区の県立美術館で開かれる。中日新聞東海本社など主催。館内では作品の展示作業が進んでいる。
 特別展では、直虎ゆかりの品々をはじめ、当時の井伊谷(いいのや)(浜松市北区引佐町)周辺を取り巻く今川家、織田家などの戦国大名の関連資料も展示。古文書や刀剣、絵画など百六十点が並び、「井伊の赤備え」として知られる赤色の甲冑(かっちゅう)も間近に見ることができる。
 会場は四つの章で構成される。井伊家が直虎時代の雌伏をへて、直政が徳川家康のもとで飛躍し、譜代大名として彦根藩を創設するまでの過程を多くの資料で解説。担当する石上充代学芸員は「地域の文化財が戦国を生々しく感じさせ、大転換の時代を生きた直虎や直政、その後までを理解できる」と語る。
 特別展は十月十二日まで。前売り券は一般千円、高校・大学生と七十歳以上は五百円、中学生以下無料。開幕日を除いて月曜休館。九月十八日と十月九日は開館し、翌日休み。
(西田直晃)