第九十九回全国高校野球選手権大会七日目の十四日、初戦を勝ち上がった県代表の津田学園は、二回戦で済美(愛媛)と対戦する。済美は四年ぶり五回目の出場で、二〇一三年春の選抜大会では準優勝。一回戦は東筑(福岡)に10−4で勝った。試合を前に、津田学園の佐川竜朗監督(39)と済美の中矢太監督(43)に意気込みなどを聞いた。
 −相手チームの印象は
 佐川監督 投手の球速や打者の飛距離などにパワーを感じる。
 中矢監督 三重大会から高打率で攻撃力がある。本格派右腕の水谷翼投手、横手左腕の若林潤投手の二人も良い球を投げ、攻守にまとまりがある。
 −警戒している選手やポイントは
 佐川監督 エース右腕の八塚(やつづか)凌二投手と左腕の影山尭紀(たかのり)投手。この二人をどう攻略するかが鍵。
 中矢監督 やはり水谷、若林両投手。
 −自チームで鍵を握る選手は
 佐川監督 三番仲林泰生選手、四番上下大地選手、六番久保田拓真選手の右打者三人。一、二番の出塁を長打でかえしたい。
 中矢監督 八塚選手が投打の軸。
 −理想の試合展開は
 佐川監督 先制して点差をつけ、打撃戦に持っていきたい。
 中矢監督 ある程度の失点は覚悟し、四、五点以上は取りたい。失策や無意味な四球などミスがないようにしたい。
 −チームの状態は
 佐川監督 一戦終えて、やっと落ち着き、地に足がついてきた。
 中矢監督 打撃、守備ともに悪くない。一勝して気も楽になった。
 −意気込みを
 佐川監督 一回戦が東海勢同士の対決だったから、ようやく全国大会という感じ。これが初戦だと思って全員で最高の準備をする。
 中矢監督 一勝すると、また勝ちたくなる。三投手を使う総力戦になると思うが、この三人で試合をつくりたい。
 (芝野享平)