「うまい」「最高やね」−。富山県入善町の「海洋深層水仕込み」のカキを味わおうと、同町下飯野の入善海洋深層水パーク内にある飲食店「入善牡蠣(かき)ノ星」で十二日、評判のカキを求めて長い列ができた。夏休みのこの時期は、新潟や群馬など他県から訪れる観光客も。店では同日、持ち帰りバーベキュー用カキ三十個を四千円で特価販売。特売セットは十三日も午前九〜十時限定で販売する。
 同町は「いつでも旬のカキを味わえる」をキャッチフレーズに、日本海の水深三八四メートルからくみ上げた海洋深層水を一〜二日吸わせてきれいにしたカキを、地域の売りにしている。町内の二十店以上で食べることができる。
 牡蠣ノ星は人気店の一つで、八月三十一日までバーベキュー感覚で炭火でカキを焼いて味わう「浜焼きテラス」を開設している。テラスを利用した同県魚津市の男性客は「カキは焼いたら小さくなると思っていたが、ここのはまったく縮まない。食べ応え十分。いくらでも食べられる」と満足そう。夫婦で三十個近いカキを平らげ、「こんなにカキをたくさん食べたのは初めて」。
 津久井研悟社長は「入善でぜひ本物のカキの味を堪能してほしい」とPRする。 (渡部穣)