全国高校総体(インターハイ)第十六日は十二日、東北地方各地で行われ、柔道女子78キロ級で大成の和田梨乃子選手(三年)が優勝した。新体操女子団体の名古屋女子大高は六位だった。
◆全て一本勝ち「自分から前に出た結果」
 和田梨乃子選手は、決勝を含む五試合を全て一本勝ち。全試合、中盤までに勝負を決める圧倒的な強さを見せた。「相手を待つのではなく、自分から前に出た結果」と振り返った。
 うち四試合は寝技で勝った。「相手を投げて、技ありで終わっても、寝技で仕留める練習をしてきた」といい、想定通りの試合ができたようだ。
 十日、三連覇がかかった団体戦で初戦敗退した。三人終わって一勝一敗一分けと勝負が決まらず、主将の和田選手が代表戦に臨んだが、敗れた。「応援してくれる人に恩返しができず、申し訳ない」と責任を背負い込んだが、大石公平監督から「意地でも気持ちを切り替えろ」と叱咤(しった)されて臨んだ個人戦だった。
 結果を出し、「断トツで優勝しようと思っていた。安心した」と胸の内を明かした。大石監督も「悔しさを引きずって個人戦まで台無しにすることも考えられた。全て一本。いい形」とたたえた。
 (阿部竹虎)