港区の名古屋港水族館で特別展「くらげの刻(とき) 漂い生きる不思議な生き物」が開かれている。クラゲ11種、約400匹を展示。とりわけ、見た目が派手なハナガサクラゲや、同館初公開のキャノンボールクラゲが注目を集めている。
 ハナガサクラゲの特徴は、黄とピンク色に彩られた触手。直径十センチほどの平たいかさの上部や周囲に生えている。色を際立たせるため、水槽の片側を青色、もう片側を白色のLED電球で照らし、約十五匹を展示している。
 キャノンボールクラゲは、かさが白色っぽい球状。二歳の娘あおいさんと訪れた杉浦めぐみさん(38)は「丸っこくてかわいい」と話した。食用として流通している種で、館内レストラン「アリバダ」では、同種の丸ごとシロップ漬けを入れた飲み物「ぷるぷるオトナのくらげソーダ(税込み五百八十円)」を、九月十八日の展示最終日まで販売している。
 展示では、パネルの説明は控えめ。飼育員の坂岡賢さん(44)は「泳ぐ姿をそのまま見て癒やされてほしい」と語っている。
 (鈴木太郎)