【ロンドン=佐藤航】世界選手権第9日は12日、当地で行われ、男子400メートルリレー決勝で多田修平(関学大)飯塚翔太(ミズノ、御前崎市出身)桐生祥秀(東洋大)藤光謙司(ゼンリン)の日本は38秒04で銅メダルを獲得した。昨年のリオデジャネイロ五輪の銀メダルに続く表彰台で世界選手権では初メダル。今大会の日本勢メダル第1号となった。

 リオ五輪覇者のジャマイカは現役最後のレースで第4走者を務めたウサイン・ボルトが脚を痛めてゴールできず、5連覇を逃した。英国が37秒47で初優勝し、米国が37秒52で2位だった。

 男子十種競技で中村明彦は19位、右代啓祐(ともにスズキ浜松AC)は20位。同5000メートルはムクタル・エドリス(エチオピア)が13分32秒79で初優勝した。

 女子400メートルリレーは米国が41秒82で勝ち、第2走者のアリソン・フェリックスは大会史上単独最多の通算15個目のメダルを得た。金は10個目。同走り高跳びは「中立選手」として個人資格で出場したロシアのマリア・ラシツケネが2メートル03で2連覇した。
◆飯塚の恩師祝福「東京五輪に期待」
 日本が男子400メートルリレーで一年前のリオデジャネイロ五輪の銀メダルに続く快挙を成し遂げた。飯塚翔太選手の恩師は、今回の銅メダル獲得を祝福し、三年後の東京五輪での活躍に期待を寄せた。
 御前崎市浜岡中学校時代に指導した当時の校長で陸上指導者、石原潔さん(67)=菊川市教育長=は「バトンを受け取るまでの動きがスムーズで、今日の走りは良かった。誇りです」とたたえる。
 石原さんは「東京五輪にますます期待が持てる。まだまだ伸びますよ」と、飯塚選手のさらなる活躍に太鼓判を押した。