坂井市丸岡町内田の織ネーム製造会社「松川レピヤン」で、初詣に向けた越前織のお守り作りがピークを迎えている。近年は写真共有サイト「インスタグラム」などへの投稿を意識したミニ巾着タイプが人気で、写真映えの「御利益」も求められているようだ。同社が手掛ける越前織は、一センチの中に約百本の糸を織り込む高密度が特長。細かい文字や写真、QRコードも表現できることから、寺社だけでなく企業や学校などからのさまざまな注文にも対応しており、約二百種類を生産している。
 担当の小川洋子さん(54)によると、神社仏閣を訪れる若い女性が増えていることを背景に「小さくてかわいいタイプが人気」という。ピーク時には月十万個を超えるお守りを扱うが、検品は手作業とあって、十三日も従業員が、お守りに汚れや傷などがないかを入念に確認していた。作業は年末まで続く。
 (中田誠司)