大規模地震でつながらなくなった電話回線を復旧させる訓練が、大町市常盤の市運動公園であった。NTTグループ関係者と陸上自衛隊第十二旅団の隊員ら計約四百人が参加し、非常時の手順を確認した。
 訓練は、震度6強の地震でNTT東日本大町ビルのケーブルが切れ、大町、白馬、小谷の三市村の電話回線に支障が生じたと想定。
 NTTの固定電話やNTTドコモの携帯電話、携帯電話回線を利用したスマートフォンなどによるインターネットの利用ができなくなったなどとして実施した。
 衛星を介し、電波で他の地域との通信などを可能にするNTTグループの車両を被災地に運ぶ訓練では、陸自のヘリが車両を載せ、同公園近くの高瀬川河川敷に送り届けた。
 NTT東日本長野支店の担当者は「重要なライフラインである通信の復旧は、NTTグループの最大の使命。訓練を通じ、手順をしっかり確認できた」と話した。
 (林啓太)