鳥羽水族館は三日、二十六年ぶりにパラオオウムガイの公開を始めた。国内での公開施設は他にないという。
 パラオ諸島近海の水深五〇〜六〇〇メートルに生息。タコと同じ頭足類に属するオウムガイの仲間では、最大級の約二〇センチに成長する。個体数の減少により、商取引が制限されている。
 パラオ共和国のパラオ国際サンゴ礁センターと二〇一五年二月に友好協力協定を結んだ縁で、鳥羽水族館のスタッフが現地で生態調査を行い、許可を得て十匹を持ち帰った。オウムガイの確認は世界で五種にとどまり、同館は三種を公開している。

 (西山和宏)