建築士や主婦の目線で多治見市などの街歩きを楽しむ市民団体「陶都街並探偵団」が、街並みの写真や模型で隠れた魅力を紹介する企画展を同市本町のたじみ創造館で開いている。十一月二十六日まで。 
 グループは一九九五年、市内の設計士や市職員ら七人が「地元を知ろう」と発足させた。年々団員を着々と増やし、陶器や土木関係など現在約三十五人が所属する。二カ月に一度、市内外に出かけ、散策してまちづくりの事例を学んだり、町の魅力を再発見したりしている。
 発起人の建築士長谷川幸生さん(65)=同市広小路=は「まずその町が持つ良さを知る。文化的な建物などまちづくりにつながる可能性の提示につながればうれしい」と活動の意義を語る。
 会場には、オリベストリート周辺を断熱材の端材で再現した四百分の一の縮尺模型のほか、駅前やながせ商店街、オリベストリートの十年前と現在の変わりゆく街並みを写真で紹介している。池田町の旧家斎藤家や旧多治見昭和橋郵便局の平面図などもある。
 今年四月には浜松市まで足を延ばし、美術館や寺、駅などを歩いた。団長の建築士山田敬志さん(53)=多治見市滝呂町=は「みんなでガヤガヤして町を歩くのってすごく楽しいんです」と活動をPRする。十一月四日午後には、土岐市妻木町内を散策するツアーを開催する。参加希望者は山田さん=090(1742)8531=へ。
 (篠塚辰徳)