部活の指導中に生徒に体罰をしたとして、富山県教委は十三日、富山工業高校(富山市)で運動部の顧問だった男性教諭三人を減給や訓告の処分にしたと発表した。三人は今年七月までの約一年間に、計六件の体罰をしていた。
 元ハンドボール部顧問の実習教諭(52)を減給四月(十分の一)、元バレーボール部顧問の実習教諭(42)を厳重書面訓告、元野球部顧問の教諭(41)を書面訓告。校長は厳重書面訓告とした。
 県教委によると、元バレーボール部の実習教諭は男子生徒三人の頬を平手でたたいたり、脚を蹴ったりした。元ハンドボール部の実習教諭は一人、元野球部の教諭は二人の頬をたたいた。生徒にけがはなかった。
 生徒の保護者を名乗る人物からの投書で、バレーボール部での体罰が七月末に発覚。全ての部活動の顧問と部員に聞き取りした結果、他の部での体罰も明るみに出た。元ハンドボール部の実習教諭は、二〇一三年度にも体罰で減給処分を受けたにもかかわらず再び体罰を行ったため、処分を重くした。
 渋谷克人教育長は「信頼を損なったことは残念。深くおわびする」との談話を発表した。三人の部活指導は停止させるが、授業は続けさせるという。