新年を前に、福井市渕二の出雲大社福井分院で二十三日、氏子や分院職員ら約二十人が、神殿のしめ縄を取り換えた。
 しめ縄は稲わらで作った二本の縄を編んであり、長さは五・二メートル、最も太い部分で二・一メートルの太さがあり、重さは約八百キロ。出雲大社(島根県出雲市)のしめ縄も担当する同県飯南町の団体のメンバーが一カ月ほどかけて作った。この日は、白い浄衣を羽織った氏子らが、昨年末に取り付けて黄色くなったしめ縄を取り外し、神殿正面のはりに薄緑色の新しい縄を固定。紙垂(しで)を取り付け、一時間ほどかけて仕上げた。
 二十年近く取り換えに参加しているという氏子の家具販売業中嶋高義さん(65)は「一年のけじめで、身も心も引き締まった。来年も無事に過ごせるよう願いながら参加した」と話した。
 (片岡典子)