金沢市笠市町の「甘栗 金沢堂」で十九日、新栗を使った甘栗の販売が始まり、常連客らが買い求めている。
 金沢堂は、富山県高岡市で三十五年間続く甘栗専門店「春日堂」の姉妹店。石川県から春日堂を訪れる客が多く、今年二月に出店した。
 店頭には、細かい石の中でじっくり焼いて、水あめとハチミツをかけたつやつやの甘栗が並んだ。当日焼いた栗だけを販売し「宵越しの栗は売らない」のが同店のモットー。実が詰まってない栗や焙煎(ばいせん)途中で割れた栗も取り除く。
 鍛治絵里子店長(40)は「丁寧に焼いた栗をぜひ食べてみてほしい」と話す。常連客の柿義一さん(92)=金沢市小橋町=は「ここの栗は甘くておいしい。週に一回は来ている」と笑顔で栗の入った袋を受け取った。
 甘栗は二百グラム入り税込み七百五十円から。営業時間は午前十時半〜午後七時(売り切れ次第終了)。栗のジェラート(税込み三百八十円)もある。(問)金沢堂076(299)5771(戎野文菜)