北陸最大級との呼び声も高い坂井市の「三国花火大会」が、今夏は開催見送りとなった。東京五輪・パラリンピックの開催により警備員が不足することが理由。市や市三国観光協会、市商工会などでつくる実行委員会が二十日、中止を発表した。
 一九八一(昭和五十六)年に始まった三国花火大会は、毎年八月十一日に三国サンセットビーチを会場に開催。昨年は名物の水中花火など約一万発が打ち上げられた。約二十三万人の人出に対し、約二百八十人が警備に当たった。
 実行委によると、東京五輪・パラリンピックの開催に伴い、花火大会の警備員や運営スタッフの確保が困難な見通しで、安全な大会運営は難しいと判断した。担当者は「令和三年の開催では新たなシステムや仕掛けを導入し、満足度の高い花火大会にしたい」と話し、今夏の中止に理解を求めている。
 (藤井雄次)