◇30年前のライヴ・フィルム先行上映

 歌手の奥田民生(59)が8日、東京都内の劇場でライヴ・フィルム「tamio okuda TOUR “29―30”」(板屋宏幸監督)の先行上映会に出席し、トークイベントでも盛り上げた。

 「ユニコーン」解散後の1994年からソロ活動を始めた奥田。翌95年3月8日にソロ第1弾アルバム「29」をリリースしてからこの日で丸30年の記念日を迎えた。ライヴ・フィルムは、同作を引っ提げて開催した全国ツアー(20都市29公演)の東京・渋谷公会堂公演(95年5月8日)を完全収録している。

 この日発売となった30周年記念作品「記念ライダー30号 29―30BOXスペシャル」にも映像作品として収録されているが、9日に全国22都市「29」カ所の映画館で同作の一夜限定の上映会が行われる予定で、この日は先行上映会として奥田がファンとふれ合った。

 観客が総立ちで大歓声で迎える中、ラフな服装にサングラス姿の奥田は板屋監督とともにステージに登場。司会者から「過去を振り返るか」と問われると「昔の曲を聴かないわけにはいかないので、聴くと思い出す。あと、YouTubeとかも見たいんじゃないけど、新しい曲とか見てると出てくるから、めちゃくちゃ振り返る。でも、過去はほとんど覚えてないと思います」と笑わせた。

 さらにイベント告知ポスターを見て「この写真、俺じゃないと思ってた。こんな毛量ないよ。なんで、こんなに(ピントが)ボケたの使うの?」とイジった。当時のツアーの内容については「本当に覚えてない。30年前だからじゃない。俺が60だから」と年齢を理由にしつつ「(作品の中の)こんな時があったのを見ていただきたい」とアピールした。

 最後に板屋監督が「『“89―90”』やります!」と30年後の”続編”製作を宣言すると、奥田は「もちろんやりますよ。頑張ります!」とノリノリだった。