宝塚歌劇団元トップスターの女優、明日海りお(35)がミュージカル「ポーの一族」で主演する。2019年の退団後初の舞台。18年、トップスター時代の明日海エドガーが3年ぶりに復活する。

 漫画家、萩尾望都さんの原作による、永遠に生きる吸血鬼一族を描いたファンタジー。21年1月に大阪・梅田芸術劇場、2月に東京国際フォーラムで上演する。18年の宝塚での初演と同じ小池修一郎さんが脚本、演出を手掛け、男女の出演者を迎えて新たによみがえらせる。

 少年の姿のまま、永遠の時を生きる運命を背負わされたエドガー役の明日海は「本作を父のように愛されている小池先生が父ならば、萩尾先生は母でしょうか。私もこの両親のように深い思い入れがありますので、納得いくまで仕上げたい」と喜ぶ。

 小池さんが萩尾さんに舞台化を申し出て33年後に実現した18年版の明日海について、小池さんは「萩尾先生に待ったかいがあったと言わしむる『極上の美、永遠の命』を体現してくれました。(21年版は)男女のキャストによるリアルな世界で明日海エドガーはどう息づくのか? エドガーの永遠の旅は続きます」と期待している。