歌手の研ナオコ(67)が16日、テレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」に出演。疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」のコスプレを3月に自身のブログで披露したのは、同月末に新型コロナウイルス感染による肺炎で、70歳で亡くなった友人の志村けんさんの回復を願ってのことだったと明かした。

 「8時だョ!全員集合」「ドリフ大爆笑」「志村けんのバカ殿様」「志村けんのだいじょうぶだぁ」などのコント番組で長年共演しており、志村さんとは50年近い付き合い。司会の黒柳徹子から「とっても仲良かったんですって?」と問われると、静かにうなずいた。

 「入院したっていう話がすぐ耳に入ってきて。コロナの陽性が出ちゃったって。それでアマビエやったんです」と説明。アマビエとは疫病退散の御利益があるとされる妖怪で、研は3月23日の自身のブログで、赤いビニールテープや紙コップなどを使って手作りした衣装でアマビエにふんした姿を公開。当時、インパクトあるコスプレがネット上で話題となった。

 「これじゃなきゃだめだ。私がやらなきゃだめだってやったんですけども、それもダメでしたね」と涙ぐんで振り返り、「一緒に仕事させていただいてとっても幸せだったし、勉強させていただいた」としのんだ。

 志村さんは3月17日に倦怠(けんたい)感があり、自宅療養をしていたが体調が悪化。同23日に新型コロナの陽性が判明し、同29日に逝去した。