自宅で大麻を所持していたとして大麻取締法違反容疑で逮捕された俳優伊勢谷友介容疑者(44)の尿から大麻吸引による陽性反応が出たことが25日、警視庁組織犯罪対策5課の調べで明らかになった。大麻取締法に使用罪はないが、同課は所持を裏付ける鑑定結果として、さらに入手経路などについて伊勢谷容疑者を追及している。

 同課によると、伊勢谷容疑者の尿を鑑定した結果、大麻の成分で幻覚作用がある「テトラヒドロカンナビノール」が検出された。この成分は大麻吸引による人の代謝物とされる。

 伊勢谷容疑者は9月8日午後、東京都目黒区の自宅マンションで乾燥大麻を所持したとして現行犯逮捕されたが、これまでの調べに「逮捕当日の朝、室内で1人で吸っていた」と供述していることも分かった。「私が所持していたのは大麻であり、検出されるのは当然の結果だと思う」とも話しているという。リビングの机の中で発見された4つの袋の中身もすべて大麻だったことも確認された。

 大麻所持の理由についても「自分で吸引するために持っていた」と所持容疑については認め、淡々と取り調べに応じている。

 だが、同課が追及している入手先には黙秘を続けている。同課は伊勢谷容疑者の携帯電話の通話、メールなどの解析を進めている。大麻吸引を始めた時期などは供述しており、同課は常習性があったものとみている。