歌手の小林幸子(66)が17日、所沢市のメットライフドームで行われた西武―オリックス戦セレモニーの始球式に登場し、ファンを喜ばせた。

 試合が台湾の観光PRを兼ねた「台湾デー」として実施されたことから、台湾観光親善大使を務める小林が“登板”。台湾で親しまれている女神「媽祖(まそ)」をイメージしたど派手な衣装とクリスタルガラスをちりばめたグローブを手にマウンドに上がったが、ここでまさかのピッチャー交代。西武マスコットのレオに投球を託して観客を笑わせた。

 4年ぶりに始球式に登板した小林は「私らしくウケるにはこんな演出がいいかなと思って」と土壇場での降板を釈明。マウンドでは「疫病退散」と書かれた扇子を振って新型コロナウイルスの終息を願った。「みなさんが苦しんでいる。今日はおはらいをさせていただくつもりできました」と話した。

 コロナの影響で予定していた公演が延期などになる中、中越地震復興支援の一環として行ってきた、新潟県長岡市山古志地域での秋恒例の稲刈りイベントも春の田植えに続き中止に。小林は「来年はぜひ現地に」と祈るように話した。