お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾(37)が、桜庭ななみ(27)主演のフジテレビ系ドラマ「13(サーティーン)」(8月1日スタート、土曜午後11時40分、東海テレビ制作)に誘拐犯役として出演する。藤森が犯人役を本格的に演じるのは初めてで、トレードマークの眼鏡を外し“チャラ男”を封印、狂気の演技で見る者を震撼(しんかん)させる。

 13歳の時に行方不明になった少女・相川百合亜(桜庭)が、13年後に突如家族の元に戻ってきたことから始まる物語。藤森は百合亜を誘拐し、監禁する犯人・黒川一樹を演じる。一樹は母親からネグレクトされていたため愛情に飢えている36歳の男。百合亜を「ゆりりん」と呼ぶなど、主人公に執着を見せる。藤森と桜庭はドラマでは初共演。

 藤森はバラエティーやドラマ、情報番組に出演するだけでなく、相方・中田敦彦(37)らと結成したダンス&ボーカルグループ「RADIO FISH」でも活動。さらにユーチューブチャンネルで歌を披露すると、再生回数が300万回を超えるなど多彩な才能を見せている。そんな藤森が誘拐犯役に抜てきされ、俳優として新境地を開く。

 これまでにも「コソ泥みたいな役はあった」と言うが、本格的な犯人役は初めて。監督の要請で眼鏡を外して撮影に臨み「普段のイメージとは違ったギャップが見せられたら」と意気込みつつも、「心配なのは僕の出演に気付いてもらえるか」と笑わせる。

 チャラ男として明るいキャラクターで人気の藤森。しかし、ドラマでは真逆の陰湿で根暗な役が多いという。毎回のように「監督からチャラ男を抑えるように言われました」とネタとして話すが、実際は「ほとんどチャラ要素を要求されない」と明かす。藤森も「そこ(チャラさ)を消せた時が仕事をうまくできた時かな」と語り、「視聴者が僕のことを憎んで憎んで嫌いになってくれれば勝ち」と誘拐犯になりきる。

 しかし、俳優業では悩むことも多い。そんな時は、同年代で仲の良い俳優小栗旬(37)に相談するという。藤森に「役者論」を熱く語ってくれる親友は貴重な存在だ。今後、ドラマで共演したい俳優にも小栗を挙げる。さらに「小さいころから好きだった木村拓哉さんと共演したい。夢のまた夢ですけど」と謙遜しつつ、憧れのキムタクとの共演に思いをはせた。

“元カノ”田中みな実の怪演「すばらしい」

 「13」が放送される土曜午後11時台では、藤森がかつて交際したフリーアナウンサー田中みな実(33)が眼帯の秘書を怪演したドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)が注目を浴びた。

 藤森も同ドラマを「何話か見た。話題になってましたからね。芸能人同士でも『あれ見た?』みたいな話をしていた」とチェック済み。田中については「すごいですよね。活躍は目にしています。すばらしいと思います」と称賛する。

 「M」は今月放送が終了し、“元カノ”との直接対決は実現しなかったが、8月は藤森が怪演で魅了する。