第97回センバツ高校野球大会(18日開幕、甲子園)で連覇を目指す健大高崎(群馬)が8日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで享栄(愛知)とダブルヘッダーの練習試合を行い、5―3、5―0で連勝した。最速154キロのプロ注目右腕・石垣元気投手(3年)は1試合目で先発し、9イニングを7安打3失点、11奪三振で今季初完投した。
7日の組み合わせ抽選会後の初戦。開幕日第3試合の明徳義塾(高知)戦を見据え、エースの石垣が9イニングを投げきった。「力を入れるところと抜くところの投げ分けを意識したが、反省点が多い。粘られた時に甘く入ったり、四球を出してしまった」と振り返った。
享栄打線から11三振を奪ったものの、ファウルで粘られるなどして4四死球を献上。雪交じりの雨が降る悪条件下での投球だったが、言い訳はなかった。
バックネット裏ではメジャー2球団3人のスカウトが視察し、手元のガンでは最速150キロを計測。悪天候の中でも力強いボールを投げ、享栄の大藤敏行監督(62)も「落ち着きがある。間違いなく世代ナンバーワンですね」と絶賛した。
10日後に控えるセンバツでは、史上4校目の連覇を目指す。「エースとしてふさわしいピッチングができれば、自然と連覇に近づくと思う」と石垣。自身の右腕で頂点をたぐり寄せるため、調整を進める。


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