◇9日 国内女子ゴルフ開幕戦 ダイキンオーキッド・レディス最終日(沖縄県南城市、琉球GC)

 岩井千怜(22)=ホンダ=が2年連続で開幕戦優勝を飾った。1打差2位から出て、7バーディー、1ボギーの66で回り逆転。通算10アンダーの大台まで伸ばし、後続に4打差をつけて圧勝した。ツアー通算8勝目。初日から首位を走っていたプロ2年目の菅楓華(19)=ニトリ=は、71と伸ばし切れず。通算6アンダーで、木村彩子(29)=コンフェックス、申ジエ(36)=韓国=とともに2位に終わった。

 敗れた菅は、笑顔で72ホール目を終えた。「2度目なので…泣いている場合じゃない、と」。昨年9月の住友生命東海クラシックでも最終日最終組に入りながら、初優勝を逃した。そのときは自分のふがいなさから涙にくれたが、今回は「今後につながる2位。自信になる」と、しっかりした口調で語った。

 1番で同組の千怜と伸がバーディー発進する中、1・5メートルを外してボギーに。この時点で首位を明け渡したが、「まだ1ホール目だ」と逆に気合を入れ直した。6番は「長い方が入るだろう」と打った7メートルのバーディーパットがカップへ。7番は第2打を10センチにつけ、一度はトップを奪い返した。

 「大きく崩れなかった。心が折れずに、最後までピンを狙えた」。予選会(QT)ランク20位で、ツアー前半戦に出場できる。誕生日は5月17日。目標とする10代での優勝まで、まだチャンスはある。