中日の上林誠知外野手(29)が、18日からのソフトバンク2連戦(みずほペイペイドーム)で移籍後初の凱旋(がいせん)試合に臨む。オープン戦ではここまで12球団トップタイとなる3本塁打をマーク。プロ入りから10年間プレーした古巣の本拠地で開幕スタメンの座を自らの手でさらに引き寄せる。 開幕スタメンの座を古巣戦でグッと引き寄せる。2試合連続本塁打を含めてオープン戦で3本のアーチをかけている上林。中日に昨季入団してから初めて迎えるソフトバンクの本拠地・ペイペイドームでの試合を前に闘志が湧いている。

 「自然と力が入るんじゃないですかね。移籍してからも福岡で応援してくれる方々もいる。『今年はやってくれるんじゃないか』という姿をみせれればいいと思います」

 沖縄キャンプ中の2月24日広島戦(北谷)での右越えソロを皮切りにオープン戦で3本塁打。しかも、その内容も同点ソロ、勝ち越しの決勝ソロ、逆転2ランと僅差の中で価値ある一発を放っている。3割4分6厘と高打率もマークし「今は打っている感覚がいいんです。ボールの見え方、打球の質と、近年にない感覚があります」と自信もみなぎっている。

 オープン戦の本塁打王となれば、中日の選手では2012年の山崎武司(4本塁打)以来13年ぶり。「そこ(本塁打王)は気にしていないです。打てるに越したことはないですけど、今の時期に打ち過ぎてもというのもあるので…」とシーズンを見据えて控えめに話す。