昨季ソフトバンクから戦力外通告を受けて、育成入団した中日・三浦瑞樹投手(25)が一世一代の勝負に出る。18日に予定されている古巣とのオープン戦(みずほペイペイドーム)で先発するとみられる。支配下契約、開幕ローテ入りへのハードルは昨季パ・リーグで打率、得点、本塁打いずれも№1だったホークス打線。左腕は17日、本拠地で練習して福岡へ移動した。 収めるか、離すか。掲げた目標の行方は三浦の手の中にある。対決するのは古巣ホークス打線。左腕が言葉に力を込める。

 「支配下は絶対、という気持ちでキャンプからやってきました。1軍で投げなきゃいけないということでやってきた。オープン戦は本当に1球1球、大事にしていきたいなと思っています」

 3年間所属したソフトバンクから昨オフ、戦力外通告を受けた。11月4日、みずほペイペイドーム内の球団事務所だった。そのときに口に出たのは「何で、俺が」。支配下から育成契約への切り替えを打診された。気持ちが追いつかず、声を掛けられた竜を新天地と決めた。

 「(みずほペイペイドームに)行くのは(構想外を通告された)あのとき以来です。11月に行ったっきりです。いいピッチングをして『何で(三浦を)追い出したんだろう』と思わせられるようにしたいです」

 マウンド上の振る舞いは、中日の昨季2軍監督だった井上監督が見ていた。だから春季沖縄キャンプは1軍・北谷組へ振り分けた。山井投手コーチは「コントロールで困るようなことはない。ボールに力がある」と語る。