◇29日 巨人12―0ヤクルト(東京ドーム)
巨人が先発野手全員安打で12得点を挙げて大勝した。初回に主砲の岡本が先制の左前適時打を放てば、キャベッジが豪快に2戦連発し、甲斐も移籍後初アーチ。阿部監督は「先制点を取ると、良いつながりが出てくる。今、良い状態の選手が多いので、継続してもらいたい」と目尻を下げた。
17安打でサヨナラ勝ちした前夜のスタメンから、野手を1人だけ入れ替えた。先発で唯一ノーヒットだった坂本を外し、中山礼都内野手を「6番・三塁」で起用。「坂本のきのう(開幕戦)の結果もそうだし、中山の状態がずっと良いので使ってみようということでいってみた」
高卒5年目の中山は「やってやるぞ、という気持ち。その中で舞い上がりすぎず、頭は冷静に」と臨み、期待に応えた。2回の先頭打者で初打席を迎え、打者一巡6得点の口火を切る左前打。指揮官は「そう簡単には打てないだろうけど、こちらが我慢して使っていければいいかな」と継続起用を示唆した。
大量リードの終盤には主力を次々とベンチに下げた。「点差もあったし、なるべく”開幕”させてあげたかったので」。控え野手やリリーフ陣に今季初出場の機会を与え、今後の戦いに備える余裕の采配を振るった。
今季は打ち勝つスタイルを掲げ、2試合連続2桁安打で開幕2連勝。開幕前日には「あまり欲をかかずに一戦必勝で」と控えめな口ぶりだったが、昨季リーグ王者が最高のスタートダッシュを決めた。


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