◇30日 センバツ高校野球大会決勝 横浜11―4智弁和歌山(甲子園)
ストイックなエースは優勝してもなお、表情を緩めなかった。今大会5試合全てに救援登板し、打線では4番も担った横浜の大黒柱、奥村頼人投手(3年)。「満足した優勝ではない。夏も甲子園の前に、神奈川大会で勝つためにはまだまだ」と自分に厳しかった。
投打の二刀流で、この日は1回に先制の適時打を放ったが、3番手で救援登板して1イニング⅔を2失点。「点差はあってもゼロにこだわっていた。悔しさはあるが、他の投手に感謝したい」と言葉少なだった。
大会を通してチームプレーを貫いた。”令和の怪物”候補と期待される織田翔希投手(2年)が全試合で先発。「後ろにいるから安心しろ」と精神的な支えとなり、織田には「頼人さんあっての自分」と感謝された。投手として先発完投への憧れはもちろんあるが、一番大切にするのはチームの勝利だ。
夏に向けても「任されたところを投げるだけ。投打のどちらも言い訳にせず、もう一回りも二回りも大きくなって帰ってきたい」と決意を示した。


プロバイダならOCN















