僅差の展開で、勝利を呼び込んだのは救援陣の粘りだった。
1―1の6回は2試合連続登板の斎藤だ。1番からの上位打線でも、直球で押し込んでフライアウトを2つ奪う安定感抜群の投球を見せ、11球で料理。「いい展開で使ってくれたことに感謝しながら、しっかり腕を振れた。スライダーを意識してくれている証拠ではあると思います」と充実の表情で球場を後にした。
1点リードして迎えた8回は清水がマウンドに上がった。先頭の代打長野に中前打され出塁を許すと、新外国人キャベッジにも左前打を許すなど2死一、三塁のピンチで迎えたのは第2打席に本塁打を放っている4番岡本。フルカウントになったが、「最後は真っすぐでいきたいと思っていたら、加藤(匠)さんがサインを出してくれたので、気持ちのいい真っすぐを投げられた」。力強く直球を投げ込み、巨人の主砲のバットに空を切らせた。
2点差をつけた9回は新守護神・松山だ。大型ビジョンに映し出された野性味あふれる右腕の鋭い眼光と、獣の雄たけびがこだまする新守護神登場のムービーがこの日初披露。意気揚々と上がると、直球とフォークを軸にヘルナンデス、甲斐を簡単に打ち取り、勝利まで「あとアウト1つ」とした。
そこから、3連勝中と勢いに乗る巨人打線は簡単には終わらせてくれず、中山、門脇、代打・大城卓とよもやの3連打で1点差に迫られた。それでも、開幕戦で4安打と大暴れしていた若林を151キロ直球で右飛に仕留め、グラブをポンとたたきながら1点差を守り切っての今季本拠地初勝利を喜んだ。


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